続・大きくてびっくり "ダチョウの卵を割ってみる" の巻
6月30日の記事で紹介したダチョウ。
今日は、いよいよ割ってみます。
卵3種類。ダチョウ、ニワトリ、ウズラです。
あらためてみると、やっぱり大きいです。
うまく割れるか心配ですが、やってみます。
まず、卵のとがった方を下に向けて机におきます。
そして、上から懐中電灯を照らします。
そうすると、気室の部分だけ明るく光るので、
その形に添って、鉛筆で輪郭線を書きます
書き終わって、明るいところでみると、
こんな感じに描けていました。
いよいよ割ります。
化石を掘ったときに使ったタガネを使うことにします。
きんちょーします。
どのくらいの力でハンマーを使えばいいのか
わかりません。
試しに、輪郭の真ん中でやってみます。
最初は、弱い力で叩きます。
ビクともしません。
もうちょっと、強い力で叩きます。
まだ割れません。もっと強く叩いたら、
タガネが弾けて、その瞬間にヒビが入りました。
だいたいの力加減が分かったので、
次は、輪郭線に沿ってヒビをいれてみます。
一周する間に、いくつかの部分に分かれました。
飛び散った小さな破片は、
まるでプラスチックのように光っています。
大きなかけらを卵から手ではがしていきます。
その間、お母さんに卵を支えてもらっています。
薄皮の上に、小さな破片が散らばっています。
このまま卵に混ざるのはイヤなので、
卵のまわりにタオルで壁をつくって、
フッと吹きます。
それから、割り口を爪切りでととのえて、
引っ掛かりをなくします。
割る作業はここまで。
次に薄皮を挟みで切り取っていきます。
全部切り終わったら、
中身がはっきりと見えました。
黄身が見えます。
「1個しかない」というと、
お母さんが、えっ? と言います。
私は、ニワトリやウズラの卵の黄身しか
見たことがなかったので、
このひとつの殻のなかに、ニワトリと同じサイズの
黄身がいっぱい入っているのかと思っていました。
でも、こんな大きなのがひとつだけで
びっくりです。
初めて見ました。
ここで問題は、
黄身を壊さずにボールに中身を出せるか、
ということです。
1個しか黄身がないので
壊れたら、もう代わりはありません。
でも、やるしかないです。
思い切って、やってみます。
あー良かった。
うまくいきましたー!!
けっこう嬉しい私です。
もう一度、ニワトリ、ウズラとくらべてみます。
大きすぎて、目の前にあるのに実感が湧きません。
不思議な気持ちです。
匂いはニワトリと同じです。
白身がちょっと濁っているような気がしましたが
少しだけ取り分けてみてみたら、
ニワトリの卵と同じでした。
中身を取り出した穴から、殻の中を除いたところです。
向こう側から懐中電灯で照らしています。
綺麗です。
金の卵に見えます。
この殻を貯金箱にしたら、たくさん貯められそうです。
気室を探しているとき、中からは、
こんな風に見えていたんだと思います。
割った部分を良くみてみると、
薄皮が何層かになっているのがわかります。
そっとはがしてみます。
どんどんはがしていきます。
破れずにむいていきます。
ウズラやニワトリと違って、けっこう厚いです。
新聞紙何枚か分よりも厚いです。
結局、全部きれいにはがせました。
どこかのネット記事で、
ダチョウの卵の薄皮は化粧品になると
書いてあったような気がすると
お母さんが言います。
もう一度、その記事を探すから、ラップして
冷蔵庫に入れておいてと言います。
割るのを手伝ってもらっているので、
いつもよりも大きな声で、はい、と返事をします。
それにしても、殻はすごく分厚いです。
1円玉よりも厚いです。
500円玉とくらべても、まだ厚いです。
お母さんがノギスを出してきてくれたので、
それを使って測ってみます。
ダチョウの卵は、2mm以上の厚さがありました。
ニワトリは、0.5〜0.6mmくらいです。
ウズラは、0.4mmよりも薄いです。
このくらい厚くて丈夫じゃないと、
親鳥が温めてくれるときに
割れちゃうのかもしれません。
この後、調理をしたのですが、
そのことは明日書きます。
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