JS5 地球の旅

小学生ブログ 〜小5女子の日常と非日常のいろいろ〜

トンボをアップで見るとすごい!!!!

       

大賀ハスを見に行った私を
楽しませてくれた
トンボの姿です。

f:id:ykahoo:20170712070900j:plain頭の先から、尻尾や足の先まで、
全身を
真っ赤に染めたこのとんぼ。
これはショウジョウトンボという種類のオスです。

羽根の前側の縁が金色に輝いているところが
おしゃれです。

高級なメガネのフレームをみているようです。

と書いたら、お母さんが
「羽根」は鳥の"はね"のこと。
昆虫の"はね" は「翅」だよと言います。

そういう漢字は習ってないのですが、
たしかに、漢字のなかに羽という字が
はいっています。

辞書を引いたら、お母さんのいうとおりに
書いてありました。

 

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翅をちょっとだけ下ろしてくれました。
翅の骨組みの様子が良くわかります。
前の縁は、羽根の輪郭にそっていて、
太くて粗いです。

後ろのほうは、翅の輪郭と直角に
骨組みが入っていて細かいです。

と、ここまで書いたら、その骨組みは、
「翅脈(しみゃく)」というんだよ、
とまたお母さん。

中空になっていて、神経が通っていたり、
体液を流したりするそうです。

たった今、調べたばかりなのに、
前から知っているみたいに上手に
説明するお母さんってすごいと思います。

 

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翅にあたって光る陽の光が、
いろんな色に輝いていてきれいです。

 

 

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ハスの葉に映る翅のシルエットです。
翅の付け根の影が、赤っぽく色づいています。
影絵か、ステンドグラスみたいです。

 

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池の周りに張ってあるロープに、
別のショウジョウトンボがとまっていました。

近づいても逃げません。

翅脈の 1本ずつが とんぼの背中の筋肉に
そのまま繋がっています。
前側の翅も、後ろ側の翅も。

昆虫の翅は 4枚ありますが、
トンボだけが前後の翅を別々に動かせるそうです。

そうして
翅のかたむきや、はばたき方を微妙に調整するので、
ヘリコプターのように空中に停止したり、
バックしたりと、自由に飛べるのだそうです。

トンボの背中の筋肉を見ていたら、
航空ショーでみた、
ヘリコプターの軸のまわりの機械と
同じように思えてきました。

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どちらも複雑に見えるし、
力強くみえます。


ネットでいろいろ調べていたら、
こんな絵を見つけました。

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93式中間練習機です。
太平洋戦争のころ、日本海軍が
パイロットの訓練に使っていた複葉機です。

飛行機全体が紅く塗装された姿をみて、
ひとびとが「赤とんぼ」と呼んだそうです。

 

 

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こちらはシオカラトンボです。
ハスの家托に、翅の影が映っています。

 

十分に成熟すると、
白い粉をふいたように見えるそうです。
それを塩にみたてて、シオカラと呼ぶのだそうです。

いま、ハスから飛び立ちました。

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支脈の様子がよく分かる写真を撮れました。

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頭が黒くて、
まるでヘルメットをかぶっているように見えます。

あしや背中に細かな毛が生えています。

 

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青色と赤色のとんぼが、
ハスの葉の
緑に映えて、とてもきれいです。

こういうのを
身近にみられる日本って、いいなと思います。

 

 

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